よもぎ蒸しサロンを始めるには資格が必要なのか?
1.よもぎ蒸しサロン開業にあたっての資格取得について
「よもぎ蒸しサロンを始めるには資格が必要?」とご質問をいただくことがあります。結論から言えば、日本国内ではよもぎ蒸しの施術を行うために特別な法的資格は必要ありません。しかし、何も学ばずにサロンを開業、またはよもぎ蒸しをメニューに加えた場合知識がないためお客様からの質問にも答えられず、これでいいのかな?という疑問を持ちながらのサロン経営は不安になるでしょう。不安な気持ちはお客様にも伝わります。リピートしてもらうためにも知識を付けることもとても大事です。
顧客に安心感を与えられるのはもちろん、施術に関する知識や技術をしっかり学べるからです。また、何かあったときに聞く場、人ができるので安心です。
サロン運営に関しても法律を知っておくことも重要です。住んでいる地域によっては保健所への届け出も必要になることがありますので、開業前にしっかり確認しましょう。
2.よもぎ蒸しサロンで取得しておくべき資格の種類
2-1. よもぎ蒸し施術方法や効果効能に特化した民間資格
よもぎ蒸しに関連する資格は多くの民間団体が開催しておりそれぞれに特徴があります。なんらかの資格講座を受講することで、よもぎの効能や施術の基礎、さらには安全な施術方法まで学ぶことができます。
資格取得講座はオンラインや対面講座など、学び方も多様ですので、自分のライフスタイルに合わせて選びましょう。また、講座によっては、サロン開業に向けた経営ノウハウや集客方法を学べるものもあります。自分の目指すサロンの形に合った講座を選ぶことがポイントです。
2-2. 美容・健康関連の資格(食、布ナプキン、洗剤など)
よもぎ蒸しサロンを経営する上で、美容や健康関連の学び、知識も役立ちます。例えば、「アロマテラピー検定」や「リラクゼーションセラピスト」などの資格を取得する方も多いでしょう。 何かメニューに加えるものがあれば売上アップにつながりますので取得すると良いと思います。
他にあると良い知識としては食、エコ、環境などトータルケアとして知識があるとお客様にのためになりますし、リピートしてくださることにもつながりますので学びを検討してみてください。
3.よもぎ蒸しサロンで資格を取得するメリットとは?
3-1. 信頼性と専門性の向上
民間資格を持つことで、お客様に「きちんとした知識と技術を持っている」という安心感を与えることができます。特に、初めてよもぎ蒸しを体験するお客様にとっては、資格保持者による施術は信頼性が高く、リピート率の向上につながります。また、専門性をアピールすることで、他のサロンとの差別化を図ることができ、集客面でも有利になります。
3-2. サロン経営の知識が身につく
よもぎ蒸し資格の講座の中には、よもぎ蒸しの知識と施術技術だけでなく、サロン経営や集客方法についても学べるものがあります。開業前の準備だけでなく、開業後の運営にも役立つ知識を習得できます。資格取得だけでなく、長期的なサロン経営のビジョンを描くことが長く継続するサロン運営には必要になります。逆に言うとよもぎ蒸しの知識は経験でも少しづつ身に付きますが、集客のツールを作る、SNS活用を学ぶことは別で学ばないとサロンを開業してもお客様が来ないので同時進行でやっていけるような講座を受けると良いでしょう。
4.よもぎ蒸しサロン開業時に注意したいポイント
4-1. 資格だけでなく技術力も重要
資格はあくまでスタートラインです。実際の施術では、資格取得時に学んだ知識や技術を実践し、さらに磨いていくことが求められます。まずは家族や友人にモニターになってもらい、経験値を上げてからオープンしましょう。お客様からの質問に答えられるように知識の復習をするほか、施術者自身がたくさんよもぎ蒸しをして自分の体質の改善などを検証しましょう。
4-2. 開業に向けた準備や設備の選定
サロン開業時には導線などを考えながらお部屋の準備をしましょう。またよもぎ蒸し用品や機器などの設備を揃える必要があります。例えば、蒸気の温度管理がしやすい機器や、施術時にやけどをしないようなよもぎ蒸しセットを選びましょう。個人でも買えるようなよもぎ蒸しセットだと単価を上げることもできませんし、サロンならではのサービスを提供できる商材選びが必要です。開業前に自分で体験することをおすすめします。開業時の下調べや準備を怠らず、安心してお客様を迎えられる環境を整えることが成功のカギです。
4-3. よもぎ蒸しの法律(薬機法、特商法、景品表示法)
よもぎ蒸しサロンを運営するにあたって、施術内容によっては法規制が適用される場合もあります。例えば薬機法、特商法、景品表示法などは学んでください。効果・効能を誇大に表現することは法律違反になることがあります。知らなかったでは済まされないことも多いです。また、施術中のトラブルや事故に備えるための賠償責任保険への加入も検討すると良いでしょう。
5.よもぎ蒸しサロンで資格を取得する際の費用と期間
よもぎ蒸し関連の資格取得にかかる費用は、講座内容や協会によって異なりますが、一般的には3万円〜10万円程度が相場です。また、取得期間も1日〜数週間と様々です。講座選びの際は費用だけでなく、信頼性や内容、サポート体制をしっかりと確認しましょう。お試し講座などがある場合は受けてみて自分にあっているかどうかを見極めましょう。
人の意見ではなく、自分で確かめることが重要です。
6.資格取得後のサロン運営の成功ポイント
6-1. 独自のサービスを提供して差別化を図る
よもぎ蒸しサロンも増えてきました。他のサロンとの差別化を図りましょう。例えば全身のトリートメントメニューや、よもぎ蒸しをしながらのヘッド、ハンドトリートメントなどを入れると時間単価が上がります。ワークショップや講座の開催、物販などを充実させるのも良いです。よもぎ蒸しは自宅でできるので、よもぎ蒸しセットのレンタルや販売も視野に入れてみてはいかがでしょうか?
6-2. マーケティング戦略をしよう
サロン業で生き残るためにはマーケティング戦略が絶対的に必要です。資格を取得していることアピールし、ホームページやSNS、広告での発信を強化しましょう。自己流だと結果が出なかったり、集客ができるまでに時間が掛かるので、よもぎ蒸しの資格取得と同時に集客をはじめてオープンと同時にお客様が来るように戦略を立てておきましょう。
まとめ:よもぎ蒸しサロンを始めようと思ったら調べましょう!
よもぎ蒸しサロンを始めるには、法的に資格は必要ないものの、資格を取得することでサロン運営における信頼性や集客力を高めることができます。技術と知識も大事ですが、経営、集客を学ぶことは必須です!
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